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南無阿弥陀仏の六字には大変な功徳があり、
お釈迦様が45年間かけて説法されても説ききれなかったといわれます。
ですから、南無阿弥陀仏の六字は一切経7000余巻には収まらず、
南無阿弥陀仏の六字に7000冊のお経がすっぽり収まってしまうのです。
大宇宙の仏方が声を揃えて絶賛されているとも阿弥陀経に説かれています。
仏教を聞くということは、この南無阿弥陀仏の解説を聞くともいえましょう。
わずか六字だからといってバカにしていては大変です。
ちなみに、南無妙法蓮華経は経典には出てこない言葉ですね。
日蓮の造語ですから、厳に気をつけたいと思います。
お経には南無阿弥陀仏のことばかりが説かれていますが、
特に観無量寿経には、ハッキリと「南無阿弥陀仏と称えなさい」
と何度も繰り返されています。
親鸞会ではそのことが詳しく話しされています。
最近の寺では念仏念仏とはいいますが、南無阿弥陀仏とは何か、
ほとんど話しが聞けません。
話されたとしてもクモをつかむようなものばかりなのが残念です。